4. ビジネスローン

「ビジネスローン」とは、ノンバンクと呼ばれる金融機関が行っている事業者向けの融資です。銀行融資と比較すると、借入上限額は低めですが、個人事業主や中小企業でも借入がしやすくなっています。貸し手である金融機関によって条件は異なりますが、銀行融資に比べると審査にかかる日数は短いことが多く、借入金の使途に細かな制限がないのが特徴です。金利は高めのケースが多いため、長期間の借入では利子負担について注意が必要です。

ビジネスローンとは

「ビジネスローン」とは、中小企業や個人事業主向けのローンで、「事業者ローン融資」とも呼ばれます。主にノンバンクの金融機関が扱っています。融資を受けた資金は事業目的であれば用途に制限がありませんので、運転資金、季節資金など、必要に応じて用いることができます。銀行の融資とノンバンクのビジネスローンでは審査基準が異なりますので、銀行からの融資が難しい場合でも、ビジネスローンなら融資を受けられることがあります。

法人向けのビジネスローンは「総量規制」の対象外です。総量規制とは貸金業法に定められたルールで、個人の借入総額を年収の3分の1までに制限するもの。消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用する際に関係してきます。但し、個人であっても事業者として融資を受ける場合は総量規制の例外規定にあてはまりますので、年収の3分の1を超える額でも借入可能です。返済能力の審査のため、収入が証明できる「確定申告書」や「青色申告決算書」といった書類が求められます。

ビジネスローンの特長

事業用であれば資金用途の制限がない

融資を受けた資金は、事業目的であれば自由に使用できるのもビジネスローンのメリットです。日常的な経費の支払いに用いる「運転資金」や、従業員の賞与の支払いや季節商品の仕入れにかかる「季節資金」、車両や機械の購入にあてる「設備購入費」に使えるのはもちろんのこと、「納税資金」として消費税、法人税、所得税などの支払いにも活用できます。自由度の高さはビジネスローンの特徴のひとつです。

金利が銀行融資と比較して高め

ビジネスローンは銀行融資と比べると、金利が高めに設定されています。適用金利は利用者の信用度審査で決まるため幅がありますが、年利数%から十数%で融資が行われます。これは、貸金業者が銀行では負えないリスク(たとえば事業実績がない場合でも開業資金の融資を行う)を負うため、その分を金利に反映させていることによります。金利が高めなので、長期間の借入に利用すると利子の負担が大きくなりますので、経営に影響がでないよう資金繰りをしっかりと検討しましょう。

無担保ローンと有担保ローン

ビジネスローンには、無担保ローンと有担保ローンがあります。無担保ローンとは、融資に際して担保が不要なもので、その分、上限額は低めです。有担保ローンは、融資条件として担保が必要となるもので、担保価値と返済能力に応じて多額の融資を受けることができます。たとえば、三井住友トラスト・ローン&ファイナンスの不動産担保ローンであれば、融資額は最大で「不動産活用ローン」で10億円、「リボ・オン」で2000万円となっています。

ビジネスローンなら「リボ・オン」

三井住友トラスト・ローン&ファイナンスの「不動産担保ローン」は、不動産を担保に事業性資金を融資するビジネスローンです。中でも「リボ・オン」は、限度額の範囲内ならカードを使って必要に応じて資金を借入れることができる柔軟性の高いものです。最短3営業日で融資を実行。「元金自由返済方式」をお選びいただけば、月々のお支払いは利息分のみで、元金は資金繰りにあわせて契約期間内に自由に返済いただけます。

まとめ

銀行からの融資に比べると敷居は低めに感じられるビジネスローンですが、金利が高めであることや、無担保ローンでは借入可能額が少なめであることに注意が必要です。金利や借入可能額は、どちらも資金繰りに大きな影響を及ぼす条件ですので、自分にとって最適な借入の方法を、普段から検討しておくようにしましょう。担保となる不動産を所有している方には、不動産担保ローンも有力な選択肢になると思います。

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